• L型部材
L型部材の概要

L型部材による水路は、側壁から底版の一部を構成するL型部材を向かい合うように設置し、製品間の底版中央部を現場打ち鉄筋コンクリートで連結させる構造で、現場によって水路幅を自由に設定できる部材です。また、L型部材の天端に床版部材を取り付けることで、開渠だけでなく暗渠としても使用できます。

L型部材の特徴
高品質・高耐久性

L型部材は、厳密な品質管理を行う工場にて製造されるため、品質が安定しており、高密度・高強度で耐久性の諸性質に優れているため、厳しい環境条件のもとでも、安全に長年使用されております。

工期短縮

L型部材は、現場状況に合わせた幅・高さの規格化された製品を並べるだけですので、工期を大幅に短縮できます。

小規模機械で施工可能

L型部材は、セパレート式であるので部材重量が一体型よりも軽く、小規模機械での施工も可能です。

暗渠としても利用可能

L型部材は、床版部材を組み合わせることができ、暗渠としての使用も可能です。

表面に様々なデザインが可能

表面に様々なデザインが可能

L型部材の種類
暗渠用部材
開渠用部材
模様付開渠用部材
L型部材施工方法 暗渠の場合
手順1  L型部材据付

基礎コンクリートを施工する。

敷きモルタル(20mm程度)を施します。

L型部材を定められた位置に据付けます。

手順2  スラブ架設

L型部材の露出筋を底版の主筋となる別の鉄筋で
確実に定着し、その後配力筋を施工します。

現場に応じた吊り上げ設備を準備し、緩衝材を
設置した上に、スラブを架設します。

手順3  底版工

底版コンクリートを打設します。
打込み時にはL型部材が動かないように注意します。

L型部材の目地部に目地モルタル等を充填します。

L型部材の施工方法 開渠の場合
手順1  L型部材据付

基礎コンクリートを施工する。

敷きモルタル(20mm程度)を施します。

L型部材を定められた位置に据付けます。

手順2  配筋

L型部材の露出筋を底版の主筋となる別の鉄筋で
確実に定着し、その後配力筋を施工します。

手順3  底版工

底版コンクリートを打設します。
打込み時にはL型部材が動かないように注意します。

L型部材の目地部に目地モルタル等を充填します。

L型部材の施工実績
L型部材による開渠
L型部材による暗渠