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2026.01.08 お知らせ

セメントの81%を高炉スラグ微粉末に高置換した G-SaveWhite ®E81 環境配慮型コンクリートを開発しました

ジオスター株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:堀田穣、以下「当社」)は、プレキャストコンクリート用にセメントの81%を高炉スラグ微粉末に高置換した環境配慮型コンクリート「G-SaveWhite ®E81」(以下「本コンクリート」)を開発いたしました。
 
 
【CO₂の排出削減】
コンクリート材料に関するCO₂の排出量のうち、その殆どがポルトランドセメントの製造時に排出されます。そのため、セメントの使用を製鉄所の産業副産物である高炉スラグ微粉末に高置換してセメントの使用量を大幅に削減する事で、CO₂の排出量の削減に貢献するものと期待されております。
本コンクリートは、当社が開発したG-SaveWhite ®の基礎技術を適用したことで、セメントの81%置換することが可能です。通常コンクリートでは、製造時に多くのCO₂を排出しますが、本コンクリートでは約80%程度のCO₂を削減※)可能としております。※)削減量は種々の配合により算出。
 

 

【高炉スラグ微粉末の高置換における製品製造】
本コンクリートはセメントの約81%を高炉スラグに置換しております。従来の高炉セメントJIS規格では置換率を最大70%とされておりますが、当該環境配慮型コンクリートは81%の高置換としております。これによりコンクリートの硬化速度は通常のコンクリートに比べて遅く成りますが、プレキャストコンクリートの製造時に用いるスチーム養生と高炉スラグ微粉末の組み合わせは相性が良くコンクリートの打設から短期の脱型時には必要な圧縮強度を安定的に発現可能な為、プレキャストコンクリートの製造は安定生産を可能とします。また、81%の高置換の製造には特別な設備は必要なく従来技術の設備で対応可能であります。
 

【モックアップ試験】
 G-SaveWhite ®E81 の環境配慮型コンクリートを用いて、実際のRCセグメントの型枠にコンクリートを打設して製造時に必要な製造技術を確立しております。この試験では、冬季環境と同時に曲面における仕上げ成形方法など、最も製造時における厳しい条件にて実施しております。
 

 

 

G-SaveWhite ®E81 RCセグメントのモックアップ

 

【RCセグメントにおける性能確認試験】
 普通ポルトランドセメント100%使用したRCセグメントとG-SaveWhite ®E81 を用いたRCセグメントの性能を比較するために単体曲げ試験を実施し、終局耐力を確認しております。その結果、両セグメントにおいて耐荷性能には差が無く、E81を用いた場合においても十分な性能を有しております。
 

 

G-SaveWhite ® E81 RCセグメントの性能確認状況

 
【中期カーボンニュートラル実現に向けての戦略】
当社グループは、地球規模での課題とされる気候変動問題の解決に向けた取り組みとして、カーボンニュートラルの活動に取り組んでおります。コンクリート製造においてはセメント等主原料の生成過程を除く製造過程においてCO₂を発生させますが、抜本的対策を構築し、目標として政府指針である2050年度から10年前倒しとなる2040年度におけるネットカーボンゼロ実現に挑戦しております。環境配慮型コンクリートの開発についても、更なるCO₂の削減を目指すと共に当社所有の全製品への適用を目指します。

 
 

ニュースリリースについての問い合わせ
ジオスター株式会社 設計・開発本部 開発部
電話:03-5844-1203

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